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2005年 10月 21日
ちょうど、この記事を書く前に、仕事の参考資料として周囲の写真を撮ろうと、横断歩道を渡ろうとした時、向こうから、
という声がして、電動自転車に乗るおばちゃんに激突されました。前車輪で、思い切り右足の甲を踏まれて、そのまま二人とも転倒となり、結構大きなダメージを右足に受けることになりました。 けがの直後は、ビックリしてアドレナリンが分泌されていたこともあって、痛いながらも何とか歩けたのですが、時間が経つにつれて痛みが増し、午後には歩けない状態になってしまいました。この感じだと、折れてはいないまでも、骨にヒビぐらいは入ったかなと思い、「さてどうしよう?」という事になりました。選択肢は2つあります。 【選択肢1】外国人向けの病院を探して、治療に行く 【選択肢2】今日一日痛みを我慢して、明日の朝一の飛行機で日本に帰ってから治療する ちょうど良い!?ことに、つい最近、足を骨折したばかりの日本人スタッフ(中国語堪能)に、病院を問い合わせてもらったのですが、土曜日であること、整形外科であること、の2つが重なり、何とか見つけられたのは、「外国人も利用しているという総合病院」しかありません。 現地のスタッフに確認してもらったら、先生は中国語しか話せないとのこと。しかも、結構郊外に有り、時間的にここに行ってしまうと、飛行機の予約変更のオフィスアワーを逃しそうな感じで、まさに二者択一状態です。 この病院には、かなり野次馬的な興味はあったのですが、そこまで人体実験をする精神的余裕も無く、さっさとホテルの部屋に戻って【選択肢2】を取りました。 飛行機のチケット、空港での車いすの依頼、日本での友人のお迎え、日本での病院の予約、上司への連絡、と、こういう時の手配の良さに、我ながら呆れながら日本に帰ってきました(まあ、おっちょこちょいで、こういうトラブルをしょっちゅう出しているから、手配も得意になると言われれば、それまでなのですが)。 さて、肝心のけがですが、成田から直行した東京警察病院の先生曰く、 「大丈夫、折れていない。ただの打撲。」 「今後の通院? 必要ない、必要ない。放っておけば直る。」 とのことでした。こう言われると身も蓋も無いのですが、ホントに痛くて、歩けなかったんですよ~。なので、先生を説得!?して、なんとか松葉杖だけお借りして、静岡まで帰ってきました。 ちなみに、そのけがから1週間経った今、まだ若干足を引きずって歩いているものの、だいぶ回復しております。松葉杖も結局2日使うだけで済みました。 その意味で、警察病院の先生の診断は的確でしたね。まあ、病人なんだからもう少しやさしくしてよ~、ってその時は思いましたが、よくよく考えれば、職業柄、もっとひどいけがの人たちをたくさん見ているのでしょうから、当たり前の対応かもしれませんね。 蛇足ながら、現地では結構大騒ぎしたので、「打撲」というのが申し訳なくて、接頭語として「僕の骨が丈夫だったから...、」と、勝手に断り書きを追加して、周囲には報告しています。 まあ、とにかく、外国でけがや病気になると大変ですよというお話です。ちゃんちゃん。
by ddskk
| 2005-10-21 12:11
| 中国
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