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2005年 07月 07日
昨日(もう一昨日か)の火曜日に帰国しました。やっぱり、日本はホッとしますね。 良い機会なので、日本に帰って何が落ち着くのか、言葉が通じる、自分の部屋に帰られる、という「当たり前の事」を除いて、何があるか考え直してみました。 ・洋服の汚れを気にせず、外を歩く事が出来て、 ・電車に乗るときに、きちんと整列乗車がされて ・駅の改札でも、お店のレジでも、「ありがとうございました」と挨拶される事 の3つが一番、日本に来て「ホッと」することかもしれません。 つまり、中国では、道路に捨てられたゴミや唾を気にしながら注意しながら、人をかき分けながら電車に乗り込み、ニコリともしない店員から商品を買い、サービスを受ける、のが当たり前の生活になっている訳ですね。 なんか、中国人の悪口にみたいになっていますね。 まあ、その愚痴も無い訳では無いですが、日本に帰ってきてつくづく思うのは、この国に住む人たちは、社会全体がうまくいく様にお互いを気遣うおもてなしの心で、成功を収めたんだな、とつくづく感じます。 まあ、道路がきれいで、整列乗車をする事は、文明国にとっては当たり前の事かもしれませんが、100円の買い物をした人にも、100000000円の買い物をした人にも、同じように「ありがとうございました」と言えるのは、日本ぐらいじゃないですか? ちょうど、今日雑誌を見ていたら、トヨタが作った高級車ブランドである「レクサス」のサービスの差別化テーマが、まさにこの「おもてなしの心」だったりしたので、思い出した様にこの文章を書いています。 まあ、このおもてなしの心も、形式ばかりが行きすぎると、ファーストフードの様な神経症的なサービスになるのですが、いずれにせよ、日本に帰ってきて、こういうちょっとした気持ちよさを、プライドを持って提供しようとする人たちに出会えると、ああ日本って良い国だな、って感じます、最近。 追伸: そう思い出しました。このおもてなしの心を帰国して一番最初に感じるのは、飛行機の荷物のターンテーブルですよね。まあそこそこの国に旅行した事はありますが、ターンテーブルから出てくる荷物を、取っ手の位置が持ちやすい様に並び替える係員がいるのは、日本だけじゃないですか?
by ddskk
| 2005-07-07 01:14
| 雑念
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